2010年8月10日火曜日

六道まいり!

いよいよお盆間近と言う事もあり女将と2人で六道珍皇寺さんへ行って来ました。


京都では毎年この時期にご先祖様や亡くなった人のお精霊をお迎えにたくさんの方が六道珍皇寺さんを訪れます!

平安時代、ここは葬送地鳥辺山の入口に位置する事から、あの世に通じる所とされていて今でもお盆の時期にご先祖様の霊はここを通って帰ってくると言われています。

ちなみに六道とは「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」の仏教思想の中の六世界の事を言うらしいです。

では、いざ私達も六道まいりスタート!って言っても初めてなのでお詣りの順序をよ〜く読んでからスタート!


先ずは卒塔婆にご先祖様、亡くなった人の俗名又は戒名を書いてもらう!次に卒塔婆を持って「迎え鐘」をつくんですが、女将と2人鐘をつこうと少し見えていた行列へ…「ん?」その列はお寺の外へ…「ん?ん?まぁ初日やから多いんちゃう?」 な〜んて2人で言いながら更に列の先へ進むと「あれ?角曲がってるやん!え〜まだまだ最後尾は見えへんで〜!」な〜んて言いながら更に先へ「???まだ?」結局次の角も曲がりよ〜やく最後尾発見!
すっかりお寺の影も形も見えない場所まで大行列!
それから約1時間程並び無事に「迎え鐘」をつく事が出来ました。この頃には皆さん滝のような汗が流れてました(~_~;)

よ〜やく鐘をつくことが出来お精霊さんを冥界から呼び寄せ、次は卒塔婆をお線香の煙で清めた後卒塔婆に高野槙でお水を掛け水回向します!

そして門前、境内で売られている高野槙を購入して持ち帰ると冥界で鐘の音を聞いたお精霊さんがこの高野槙の穂先を伝わってお家へ帰ってくると言われてるんですよ♪

何だか不思議な慣わしなんですが、京都以外の土地でもこういうのあるのかなぁ?

って事で我が家には、今、先代(父)が帰って来てます!久しぶりの我が家ゆっくり楽しんで欲しいなぁ♪

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